「 健太郎のオヌヌメ Voice Sound! in Youtube Vol,2 」
2022-07-15蒸し暑い夏がとうとうやってきました。
梅雨なのかスコールなのか天気ニュースを見る機会が
非常に少なくなってしまったために
把握がイマイチになってしまっている、ボイストレーナーの木村健太郎です。
見かけたら、今日は夕立らしいよ、まだ梅雨は明けてないよ、
など教えてやってください。喜びます。
さて、今週もやっていきましょう!
「健太郎のオヌヌメ Voice Sound! in Youtube Vol.2 」
こちらのコーナーでは、今話題のアーティストの紹介をはじめ
ミュージックスクールドリームでレッスンをしている生徒様にフォーカスを当てていくコーナーです!
今日ご紹介させていただくのは、この曲!
やさしさで溢れるように/JUJU
この曲は力強く柔らかなLOW。そして儚い、泣きボイスが特徴的で、
音質が変わりやすい響きの箇所を
使って歌っていく難しい曲ですが、とても丁寧に歌われている Nodoka
素敵ですね!
楽曲と声がマッチしているため、とても聴きやすいです。
そして気づいてる方もいらっしゃると思いますが、
この曲は『Nodokaの声に合わせたkey』で演奏されています。
「そんなの当たり前じゃん!?」と思われるかもしれませんが
とても見落としがちなポイントだったりします。
「曲を歌う」というのは
「自分の得意なkey、音階で歌う事」であって
原曲と同じ高さの声が出るから歌う。という事ではないのです。
自分の得意なkey というのは、負担なく楽に歌い続けれる感覚に近いです。
そしてとても綺麗に響きます。
個人によって3オクターブ、4オクターブ、と声域幅が広い方がいらっしゃいますが
その声域幅の「どの音響が綺麗な声なのか?」がとても大切になってきます。
もちろん、全ての声域幅が最高の状態を目指してボイトレをするわけです。
珍しくまじめな事を言いますが、声を創るのではなく、自分の声の透明な、綺麗な、響き、がどこなのか?を知り
『そのポジションを維持して歌い続ける事』が大切なのです。
やさしさで溢れるように/JUJU Covered by Nodoka