歌の起源♫ 姫路 音楽教室 ボーカル ピアノ ギター ベース
2018-03-01歌の起源にはいろいろな説がありますが、「音楽の起源」と「言語の起源」がその元になっているのは間違いないと言われています。
これは人類がまだ言語を持たなかったはるか古代までさかのぼります。
小鳥のさえずりや動物の鳴き声、石器のぶつかる音などを真似したりして、相手に情報を与える手段としたそうです。
この人が出す「音」が地域の環境や文化の発達に伴い地域独特の「音」が使われるようになり、「言語」になっていきます。
また、木をたたいたり、笛(ほら貝など)のように道具を使用して「音」を出す流れもでてきます。
やはり情報伝達手段であったと考えられますが、これは今のピアノやギターやベースなどの楽器演奏につながります。
音を出し情報を伝えるという共通の目的を持ちながら別々だった「言語」と「音楽」が一つになったのは、宗教による「祈り」が始まりという話があります。
より多くの人が同じ気持ちを表現するため、祈りの言葉にメロディーがついていったというものです。
言われてみれば賛美歌もお経も、ある一定のメロディーがついていますね。
違う言語であってもそのメロディーやリズム(木魚とかも?)に祈りの言葉を乗せるのが歌の始まりと考えられそうです。
その後、祈りだけでなく伝えたい言葉をメロディーに乗せて表現する手法が発展し、現在の歌になっていったのでしょう。